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ルーベンスにならって、美の工房 大江橋クリニックがたちあがりました

Images2《マリー・ド・メディシスとアンリ4世のリヨンの対面》
 ルーベンス


一人の画家が、下絵から製作全てを一人きりで描き上げるという考えは、
実は19世紀以降の常識なのだそうです。
それ以前は、画家は工房を運営し、工房内全体で作品を造り上げることが当たり前だったそうです。

ルーベンスを含め17世紀の画家は、個人の肖像画から、宮廷の寝室、謁見室までの天井画や壁画、
教会の宗教画といった大作までを、一手に引き受けていました。
こういった幅広い注文に応えるために、画家は、大きな工房を運営し、
弟子の才能も細分化され、画家に教育、管理されていたといいます。

一つの作品を何人もでとりかかったために、
ルーベンスに最良の愛弟子と呼ばれていた、アンソニー・ヴァン・ダイクの作品とされていた絵が、
実はルーベンスの作品で、高値でオークションで落札されたという報道は記憶に新しいでしょう。

ルーベンスも工房を運営していた画家の一人でした。

残念ながらルーベンスの下絵の画像が手に入らなかったため、(エルミタージュ美術館の所蔵です。)
実際に比べていただくことが今回できませんでしたが、
《マリー・ド・メディシスとアンリ4世のリヨンの対面》の下絵はもっと簡素な絵です。

下絵と比較してみると、
獅子にまたがるプットー(子ども)が二人に修整され、
一人のプットーは王と王妃を見上げるように構図し、
背景には虹など天地の具象を描き足しています。
当事者の王と王妃は、ギリシャ神話のゼウスとヘラを思わせるように、
特に王妃にいたっては片胸を露出させ、神格性を高めた上、
ヘラの守護鳥、クジャクを強調して描きなおしています。

ルーベンスが、フランドルに工房を構えていたにもかかわらず、ヨーロッパ中の王侯貴族からの発注を一手に引き受けていたのは、この演出によるものと思われます。

とくに、マリー・ド・メディシスの絵にはこの演出が過剰に施されています。
大富豪メディチ家の出身とはいえ貴族ではない、一介の商人の娘が王妃になるには、
かなりの演出が必要だったのでしょう。

マリー・ド・メディシスをフランス宮廷にのし上げる一役を担ったルーベンスは、その後も、彼女の要望を的確に捉えつづけ、生涯にわたって描き続けています。

素晴らしい工房を得ることは、つまりクリニック選びにも通じるものがあるでしょう。
ルーベンスにならって、
違った才能と得意分野を持つ医者たちとスタッフが常駐し、大江橋クリニックも日々精進しています。

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