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キレイだけがすべてじゃない 絵画を通してみる女性とその時代 

Sj133_lシリーズも後編に近づきました。
今回はマリーアントワネットの革命直前の絵から。
マリーアントワネットと子どもたち

革命前の不穏な雰囲気の中、
マリーアントワネットがお気に入りの女流作家に注文した作品で、王室公認の肖像画として世間に公表されました。
今まで紹介した肖像画とはうってかわり、
地味な衣装に子どもたちに囲まれて、
マリーアントワネットは母らしく頬も体もふっくらと、母性を強調しています。
王子の指さす空のベビーベッドには、亡くなったソフィー王女を思わせます。
反王室感情を払拭するために、この作品は世に出ます。


マリーアントワネットの悲劇的な死は、
夫であるルイ16世が寵姫を置かなかったからだ。

と言ったのは、フランス人だったと思います。


伝統的に、フランス王には公認の、ほとんどがフランス出身の寵姫が存在しました。
低いながらも爵位があり、侍女として宮廷にあがって見初められるケースもありましたが、
爵位がなく、寵姫になれるように教育されていた女性も多くみられます。
身分制度の厳しかった当時では、寵姫になることが女性の出世コースナンバーワンだったのです。
ですが、よいことばかりではなく、
寵姫は、王や王室の負の責任を、一身に引き受ける役目でもありました。
王妃よりも権力を握る寵姫は、栄華を極める代わりに、
王妃の代わりに、民衆からは憎悪の対象となる役目を担います。

これはフランス宮廷の伝統で、
王の亡くなった後は、寵姫は宮廷を追い払われるのがお定まりのコースでした。
処刑されないだけマシかもしれません。
イギリスやロシアしかり。

とにかく、血筋に誇りをもち、血統にこだわるヨーロッパ王族にとって、
王妃は血統や持参金や政治のために迎えた、ただの飾り物。だったのです。

もう、オーストリアと戦争しなくてすむ!
友好の天使として受け入れられたマリーアントワネットでしたが、
その言動が、
寵姫の陰で目立たない王妃に慣れていたフランスにとって、
血統も良く、持参金もあり、
その上やたらとしゃしゃり出てくる、外国人女として映ったことは否めません。


フランス革命は、マリーアントワネットの浪費が原因と言われますが、
「あの女は、とんでもない見栄っ張りで浪費家だった。」

「嫁が来てからうちの息子の○○ちゃんは、変わった。
子どもの頃の○○ちゃんはそりゃあ優しかった。悪いのはすべてあの嫁。」

これらは、贅沢のできない庶民にも、耳にしたことのある言葉で、
嫁に対する常套句のようです。
また、フランス宮廷では、従来寵姫に言われた言葉です。
どうやらこういわれるのは、マリーアントワネットに限った話ではなさそうです。

この絵のあと、有名な首飾り事件が発生します。

もともと、ルイ15世の寵姫だったデュバリー夫人の発注した首飾りです。
本当の浪費家は、欲しい物も欲しくない物も、みさかいなく買う人のことです。

王妃だったマリーアントワネットが、首飾りを買わず、
また、それに勝る首飾りを発注することなく、
その金額を聞いて宝石商にばら売りするよう助言したことをみると、
マリーアントワネットにもある適度の判断能力はあったとみて良く、

ルイ16世を尻に引いたといわれてはいますが、
いやしくも一国の王になるべく育てられたルイ16世が、
たとえ気弱であったとしても、
全てが全てマリーアントワネットのいいなりになったとは、考えにくいと思います。

王室の婚姻ほど国民の味蕾を刺激するものはない。
とは、ヨーロッパの文筆家の言葉です。
ヨーロッパ王室で、結婚の話が溢れ、お祝いムードとなっています。
国民総小姑は、繰り返されるのか?
今後をみたいと思います。

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