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2011年3月

お見舞い申し上げます 

Sm002_l3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

日本の報道のみならず、海外でも、地震のニュースが連日トップで報道されています。
日頃、当院をご愛玩いただいている患者様の安否を心配しております。

この様な事態にあっても、
日本人の道徳心に溢れた冷静な言動が世界で賞賛されています。
このようなときだからこそと、日本が一丸となって助け合い復興を目指しているニュースが、
世界中の人々の心を打っています。

私たちも、大阪からでも、できることは何だろうか。できることから始めたいと思い

当分の間、大江橋クリニックの看板の点灯と、大江橋クリニック会員制ブログを自粛することにいたしました。
診療は今まで通りに続けております。

一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

大江橋クリニックスタッフ一同

紅梅色のお守り それは私のちょっとした心のお守りでもあります

Images4
梅ほど学問と結びつく木はないと思います。

梅の別名は、好文木。
晋の武帝が学問に励むと梅の花が咲き、勉学を怠ると梅はしおれていたという故事から名付けられました。
身分制度が厳しい平安時代に、
中流貴族出身の菅原道真の邸宅にあったといわれる飛び梅も、
そう思うと、ただ眺めるだけの梅ではなかったのかもしれません。

反対に、よくない意味にも使います。
にわか仕込みの学問を梅の木学問。
梅は大木にならないためでしょう。

下鴨神社は、紅梅が咲く間だけ、紅梅色のお守りを授与することができます。
私は毎年、梅が咲くと必ずこの紅梅色のお守りを買いに行きます。

梅の木学問にならないように。
梅の花が咲くように。
そして私が、誰よりもいち早く春を告げる花になれるように。

大人の京都紀行 鶴屋定家さん 大江橋クリニック会員制ブログ

003 高台寺円徳院を拝観した帰り、雨に降られて
八坂焼団子・甘味処
小さな町家の美術館 鶴屋定家さん
に。


敷居は低くとも、
伊藤若冲、曽我蕭白、円山応挙、仁清、乾山などを間近に鑑賞できる
数少ないお店のひとつです。
保存状態の良い掛け軸も什器も、ひいお祖父様の持ち物だったそう。

お店にも隅々までオーナーさんの目が行き届いていて、
久しぶりにゆったりと大人の時間をいただきました。


さて、「あの人は大人だ」という
「大人」の語源は、音無(おとな)。
要するに、言動が騒々しくしないことが大人の最低条件であるということでしょう。

では、次に「大人」の資格とは?
ただ「大人しい」だけでは、「大人」とは言えません。

人の話を静かに聞き、
穏やかに自分の意見を述べること
ではないでしょうか?

そういった空間を味わえるお店です。

来週から京都・東山花灯路が始まります。

私も大人のマナーを忘れずに京都の春を楽しみたいと思います。


〒605-0826
京都市東山区高台寺南門通下河原東入桝屋町349-23
℡ (075)541-4539
八坂焼団子・甘味処
小さな町家の美術館 鶴屋定家
営業時間   13時~17時
不定休

真贋をみきわめること 大江橋クリニック会員制ブログ

Sf012_l掛け軸などによく描かれている、梅とウグイスの絵。

本当は、梅の木にとまるのは、
花の蜜が大好物のメジロがほとんどで、
虫が大好物のウグイスは、藪にいることが多いのです。

見分け方は、目の回りに白いおしろいがないかどうか?
目白(メジロ)は目の回りが白く縁取られています。

そして鳴き方。
ウグイスの鳴き声を漢字で当てると「法、法華経」。

メジロの鳴き方は漢字に当てると「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛」。
鳴き方からして有り難みが違っていますが、それもそのはず。
昔は、鳴き合わせといって、ウグイスを持ち寄って鳴き比べをさせた時代もあったそうです。
褒美欲しさにウグイスと思い殿様に献上したら、
実はメジロで大あわてというのは落語の笑い話です。
ですが、
「うぐいすや 百万石も なんのその」
町人の持ち寄ったウグイスが、
金沢百万石、前田のお殿様のウグイスを負かしてしまうこともあったそう。

何事も、大切なのは見極めですね。

桃の花とおひな様で本日はお迎えしています 大江橋クリニック会員制ブログ

Sf007_l日本の四季をつかさどる女神さまのうち、春をつかさどるのは、佐保姫さま。

春にうまれた女の子を佐保子さん、佐保さんと名付けるのは、
佐保姫さまにちなんでのことだそう。


佐保姫さまは、平城京の東に位置する佐保山に住んでいて、
秋をつかさどる竜田姫さまと同じく、
染色と織物が得意なお姫さまですが、お得意の色は竜田姫さまとは違うようです。

佐保山一帯は桜の名所です。
春の佐保山は、桜で山全体がピンク色に色付き、空気までもがピンク色に染まったかのごとくに
華やぎます。
運が良ければ、佐保山に白くたなびく春霞がかかるのを見ることができます。
この霞は、佐保姫さまのシルクの裳裾なのだとか。
一面が春に包まれた佐保山は、頬に当たる風までもがやわからかく、心まで優しくなるのを感じます。

奈良時代から、きっとこの光景は変わらず、人々に愛されて続けているのでしょう。
佐保山の裾野には、大伴氏の邸宅があったといわれています。


今日はひな祭り

桃の花とおひな様をお飾りして、ふと見ると、空は春の色に染まりつつあります。
そういえば、
東大寺二月堂のお水取りもはじまっています。
奈良に春の兆しがみえるのも、もうすぐです。

佐保姫さまは、
きっと今年も、平城京だけでなく、
日本中をやわらかなパステルカラーにつつんでくれることでしょう。

今日は春色のお花を院内のあちこちに、飾ることにしました。
大江橋クリニックには一足はやく、春が来ています。

顔があなたに与える物 あなたが顔に与える物  大江橋クリニック会員制ブログ

490pxdiego_velzquez_027青いドレスのマルガリータより

スペイン・ハプスブルグ家最後の王女である
マルガリータ・テレサ・デ・エスパーニャ
俗にいう、マルガリータ王女といえば、ラス・メニーナスを思い浮かべる人がほとんどでしょう。

幼いながらも、威厳が備わったマルガリータ王女の絵は、
マルガリータ王女のスペイン王室での地位をも、うかがうことができる、
ベラスケラス作の中でも、特に人気のある絵です。

比べて、青いドレスのマルガリータ王女。
同じベラスケラスの作だというのに、
青いドレスのマルガリータと同一人物だと知らない方も多いくらいの不人気ぶりです。


人間の容貌にこそ、その人間の本質が端的にあらわれる。

青いドレスのマルガリータ王女が描かれた年は、
スペインがヨーロッパの王者から転落したピレネー条約締結の年です。
また、マルガリータ王女に弟ができ、
未来のスペイン女王の座から転落したマルガリータ王女が、神聖ローマ帝国皇妃に決まった年でした。


人間の容貌を描くことにかけては天才とされたベラスケラスが現代の私たちに、
こう語っているようです。

人間の容貌
それこそが、あなたを語る一番の履歴書なのだと。

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